この時を待ってました!!の大手電力会社😿😊
驚き、桃の木、山椒の木!!~その2~
大手電力会社の2022年度第2四半期(今期の上半期)の最新の決算数字から見え来た“電力の未来”を引続き書きます。
まず、今回の大手電力会社からの大幅な値上げ要請は、ほぼ、かわせないと思われます。
こう書くと、「うちは、昨年5年契約を結んだので大丈夫」と高を括っている経営者がいますが、契約書の内容をきちんと見ていないだけです。例え契約期間が5年間であっても、毎年、電力会社の経営数字を見ながら単価を見直すことが書かれています。
そして、その見直しのタイミングがとてもエグく、4月からの契約であれば、年が明けてから新たな条件を提示して来ます。より正確には、そこまで提示をして来ないのです😿
結果、そこから、他の大手電力やもはや日本では絶滅危惧種の新電力に声を掛け、万が一、受け皿が見つかった場合でも、いざ切り替えるとなってもその時間がありません。
単刀直入に言うと、唯一お客様が出来るのは、値上げの時期を後に延ばす(ズラす)ことぐらいです。断れば、「では、他でどうぞ!」です😿悲しいかな、受け入れてくれる電力会社は地上にはないので仕方がありません。これをして、“泣き寝入り”と言います。大手電力会社が、自由化の端から“洞察”をしていたことが起こっているだけかもしれません😿
一方、新電力に切り替えたものの、そこと、例えば(欲をこいて)ハイリスク・ハイリターンの「市場連動型」プランで契約を結んでいたら、先ず、今年に入っての常道を逸した「卸電力取引所(JPX)」の電気代の急激な上昇で、新電力からは驚くほどの電気代を請求され、まずもって、一括払いをするお客様などいませんから、
新電力とは超長期の分割払いで折り合いをつけていると確度高く思われます。
こうした中で新電力がこの商売を降りる(事業撤退する)と、お客様は高騰分の支払いから逃れることは出来ず(例え、新電力が倒産をしても)、加えて、元の大手電力会社に戻れば(それしかない)、通常の電気料金になります。結果、従前と比べて、2~3割の電気代のアップです。これまで、電気代の最適化で高く評価をされてきた担当者は、“首”もんです😿
恐らく、これからは、北海道、九州、沖縄を除く日本各地でこうした“悲劇”が日常茶飯事的に起こります。電気代の大幅な上昇で経営体力が尽きる会社も出て来るかもしれません😿今日は、😿が多いブログになりました😿
こうしたことから、村井経営研究所グループの“値上げ幅の最適化”ソリューションに対する引合いが富に増えて来ました😊
明日は、10大電力の行く末を、村井流に“洞察”します😊
一般社団法人 SDGsビジネス総合研究所
理事長 村井哲之