なぜ心の病気が薬で治るのか?

CO₂以上に減って欲しいものとは、“UTU(うつ)”

記念すべき、2022年の第22回目のブログです。

 昨日のFacebookにもアップ(https://www.facebook.com/tetsuyuki.murai

しましたが、ここに来て、3年前に出した拙書うつ病は「心の病気」ではない。だから絶対によくなる!がamazonにて急に売れて来ました。正確には、久々にランキングを確認したら、7千台だったと言うことです。

 確認をしようと思った切掛けは、昨年末までのコロナが一旦の終息に向かっていたのと時を同じくして、周りに、一挙に“うつ状態”であり“うつ病”と診断をされて休職したり、以前と比ぶべくもないほど元気を失くした人や、更には、大切な人がうつ病になったとの相談が増えて来たからです。

 これまで、このブログでは、カーボンニュートラルやCO₂削減、はたまた、エネルギー問題を中心に取り上げて来ましたが、よく考えたら、SDGsのゴールは“サーキュラーエコノミー(コミュニティ)”であり、それを支える2本柱は、「自然再生」「ヒューマン ウェル ビーイング」です。

 その柱の一本が、それとは真逆に向かってグラグラになって来ています。バタバタと倒れ出しているイメージです。

 自らの役割のひとつをすっかり忘れかけていました😿SDGs推進の世界的な潮流の中で、いくら地球が持続可能性を担保しても、そこで暮らす生物としての人間が持続可能でなくなるなんて最低ですし、笑えない話です。

 よく考えたらコロナ禍前、先の本を出版直後、驚くような大企業から始まり、地方の小さなスーパーマーケットに至るまで、「是非、うちの経営幹部や現場で働く社員の前で、うつから完全帰還して、以前に増して元気になった理由を話して下さい!」と言った内容の講演依頼が結構ありました。

 近々、“柱”再建のために、“リターンfrom UTU ”Tuberが復活です。SDGsのNo3.“全ての人に健康と福祉を”の実現です!

 私にとっての“うつ病”から完全帰還の答えは、「なぜ、心の病気が薬で治るの?」「体の病気じゃないか!じゃ、体を鍛えよう!」つまり、“健全なる精神は健全なる肉体に宿る”の追及以外の何ものでもありませんでした。

 これからは、うつ病のことを勝手に、UTUと表現します。「T」の両脇のUは、それぞれ、「心」「体」を表します。病の時は、この2つのバランスが壊れているだけです。「心」の問題を解決し(解決できなければ、逃げてクリア)、

「体」を鍛え、バランスを取り戻すだけです😊


一般社団法人 SDGsビジネス総合研究所

 理事長 村井哲之