9月1日の「SDGsニュース」にて、“日本企業が、「執着」するブルー水素・アンモニア技術は、「座礁資産化リスクが高い」。豪環境NGOがレポートで、三菱商事、JERA等5社の取り組みを分析して投資家に警告”との記事を取り上げました。
「グレイ」な天然ガスを「ブルー」に転じるとする技術(CO₂の回収貯留、サプライチェーンの全てのステージでの含有メタン漏洩リスク等)に問題があるとし、「化石燃料をそのまま燃焼するよりもクリーンでない」と結論付けています。
だから、世界の投資家に、この5社には絶対に投資をするな!大損をするぞ!と訴え掛けているのです😿
他にも、こうした環境NGOだけでなく、議決権行使助言会社も、「ブルー水素」は、再エネによる『グリーン水素』よりコストが高くなり、ガス火力よりも排出量が多いことから、無用の長物になると位置付けつつあります。
要は、「天然ガスの供給減と価格上昇は、グリーン水素の魅力を高め、ブルー水素は魅力を失いつつあるとの潮流が世界的に出来つつあります。
ザビエルには、「グリーン水素」を進めているセクターがそうした
➀ブルー水素は確実な排出削減にはつながらないので、厳しいネットゼロ目標を掲げる投資家は、グリーン水素のような、より信頼性の高いソリューションに向けて企業を後押しする必要がある。
➁ブルー水素と大規模なアンモニア混焼は、電力セクターに取って大きな財務リスクを伴う。政府による大規模な救済措置がない限り、財務リスクは、リターンの低下や座礁資産と言う形で、投資家に直接降りかかることになる。
これでは、誰も、『ブルー水素』に関わる企業には投資をしません。
この記事を見て、3つのことを思いました。
このレポートを出したNGOのスポンサーに、先達て水素インフラ創りに舵を切ったように見えるamazonも顔を連ねているのではないか😿
実は、「ブルー水素」はいい線を行っていて、このままではマズイとの、トヨタのハイブリッドが欧州にやられたのと同じ行で、またぞろ、やられつつあるのではないか😿
そして、ここでもまた、「再エネ=蓄電所=クリーン水素」でイーロンマスクが最後に登場をして来るのではないか😿
😿が多い内容でした😿
資源エネルギー庁 サイト参照
一般社団法人 SDGsビジネス総合研究所
理事長 村井哲之