SDGsの推進に始まり、カーボンニュートラル、そして、脱炭素経営に行きつくまでに、グリーンテクノロジーの森下社長から渡された、「脱炭素経営入門」を読み終え、血肉にすることが出来ました。
ある程度、この辺りの流れを知っている方々には、色々な脱炭素社会実現へ向けての動きが綺麗に整理できる良書です。沢山の箇所に線を引かせて頂きました。
日本の企業は、押しなべて停滞しています。
少し前までは、世界に冠たる環境技術があると言うだけ大将でしたが、新たな市場を切り開いた企業はありません。
一方で、今朝、米国が、9,000万KW分の原発を建設するとのニュースが飛び込んで来ました。これは、東京電力の発電能力が、5,700万KWだと記憶していましたので、単純に言うと、東電と関電の日本トップ2の電力会社の供給能力に匹敵します。
ダイナミックに社会コストを下げるのです。
多分、発電コストは、5円/kwhで現状の1/3程度です。中国の原発がそれくらいです。悲しいかな、東芝、日立が原発から撤退後、日本には技術も人も残っていない気がします。
一般社団法人 SDGsビジネス総合研究所
理事長 村井哲之